あおばコラム

私どもでは毎月、お送りする「チャート式決算書」に、事務所からのコラムを添えてご提供しています。

H29.9 モノが売れない時代にあって 

毎日のように経営者のかたとお話をしますが、「0から1を生み出すのは苦手だ」という経営者の声をよく耳にします。

それは、客観的な立場から見ると、新規事業も興され、マスコミにも登場され、堅調に経営されているように伺える経営者の口からも聞かれます。

モノが売れない時代にあって、価値観が多様化しているのではなく「専門化」しているといいます。
専門化というのは集中することから始まるのであり、そこには志が必要です。

外面の活躍は、実は孤独のうちに決断から生まれており、
価値は「理解」ではなく「決断」の先にあるのであり、

挑戦する勇気でもって、0から1を生み出そうとされる経営者の皆様をこれからもサポートさせていただく次第です。

H29.8 当たり前は本当に当たり前!?

セカンドオピニオンで関与させていただいているところで、「日報」に関する話題となりました。
とくに「営業日報」に関してですが、今までは営業マンの行動記録や商談結果を記載し、報告する形をとっていました。

しかし、報告はあがってくるものの進捗は上向かず改善策が求められているところでした。

そこでその企業がとった改善策は、日報を「外部環境」に絞り込むこと。

具体的には

  1. お客様の情報
  2. 競合他社の情報
  3. 営業成績(結果のみ累計で)

の3点に絞りました。

その結果としてまず営業マンの意識が変わり、さらには部署間の連携も出てきているようです。

価値は「捨てる」ところから生まれるのだな、そして当たり前だと思っている価値観(パラダイム)の検証が必要と改めて実感した次第です。

H29.7 未見の年を生き抜くために必要となるのは

未見(まだ誰も見たことがない)の年と言われてはじまった今年も半分が過ぎました。

しかし、誰も見たことがない世界というのは何も今始まったばかりではありません。これまでも、そしてこれからも、未見の年を生き抜くために必要となるのは「経験」ではないでしょうか。

行動した結果の「経験」の価値は変わらないのであり、「経験の共有」に共感が生まれ、共感で出来た「つながり」からモノやサービスが売れていく。

価値は「気づく→やる(行動)→続ける」の先にあると思います。
「気づきを提供し一緒に考える」という弊社のコンセプトどおり、今後もさまざまな形で気づきをご提供して参ります。

H29.6 情報発信にあたって気に留めている点

私共の話で恐縮ですが、6月は東京と大阪の2か所で税理士向けにお話をさせていただく機会がございます。
テーマは事務所経営で、今までの「情報発信」を中心とした取り組み事例を紹介することとなるのですが、

そこで伝えたいことは3つあり、おそらくどの業種にも当てはまることだと思われますのでご紹介させて頂きます。

1つめは「個人発」
どの企業がやっているか、ではなく、どの企業の誰がやっているか、が信頼のポイントとなる。

2つ目は「関係性」
どれか一つが正しい、ではなく、異なる要素を統合した視点が必要になる。
(私共だと、税理士・弁護士・行政の統合)

3つ目は「短期化」
どれだけ正しいことをやっていても、情報が氾濫する今、すぐに忘れ去られる。

情報発信にあたって気に留めている3点、言うは易しですので、これからも継続していきたいと考えております

H29.5 浸透と教育

企業によっては「社内報」や「広報誌」を発行しているところも多いと思います。

先日、数十年にわたって毎月発行されているケースがありました。社員さまの誕生日や褒章記事などが書かれているのですが、経営者いわく「浸透していない」。

どれだけ継続していても、浸透していなければ労力の無駄になります。浸透しない理由は「教育」がないから、とのこと。

経営者から幹部へ、幹部から社員へと「教え育てる」文化がなく、反対にすべてトップダウンでやってきたからこそ「教育」がなく、結果として浸透しない。

おそらく、教育にあたっての最大の教科書は「経営計画書」なのだと思います。

経営計画書の「教科書」としての位置づけを改めて考えさせられた一件でした。

H29.4 事業承継

 セカンドオピニオンでのお仕事も含め、「事業承継」の時期を迎えている企業がますます増加しています。

 感じますのは、多くの企業に「明文化され、かつ、浸透している経営理念」はなく、でもその代わりになる「掟」は必ずある、ということです。

 「掟」すなわち絶対に守るべき基準とは、経営者自身であることがほとんどですが、事業承継とはすなわち「それをいかに引き継ぐか」という点が根本のスタートであるように強く感じます。

 その中で、人事などの評価制度、株式の移転などが重要なポイントとして付随してきます。いずれにしても着手は早いほうがいいものです。
 
 変わるもの、変わらないもの、変えてはならないものを明確に区分した事業承継こそが、地域経済にも好循環を与えるのだと思います。

H29.3 奈良ASPO行政と業務提携

弊社が主催しております「奈良ASPO(アジア士業共同体の略)」が、行政(天理市)と業務提携いたしました。

提携内容は次の通りです。

  1. 地域の産業振興および中小企業等への支援
  2. 企業支援
  3. 雇用促進及び就職支援
  4. 中小企業等の事業承継
  5. 中小企業等のアジアを中心とした海外活用(インバウンド戦略を含む)

とくに4と5の「事業承継」と「海外活用」に関しては最近激増している課題のひとつです。

事業承継については「士業(税理士・弁護士・社会保険労務士・行政書士)連携により、海外活用に関しては「奈良ASPO」の活動を通じて価値提供していく方針であり、今回はそこに行政からの信頼性も担保することができたかたちです。

特に奈良ASPOの活動は、日本に居ながらにして100%日本語で海外活用の可能性を探ることができます。

外国人材・輸出・輸入・市場調査・さらには英語ホームページの作成など、幅広くご活用いただければと思います。


H29.2 未見の年

昨年のイギリスのEU離脱に引き続きトランプ大統領の就任早々の動きを見ていますと、今年はまさに「未見(まだ見たことがない)の年」となりそうです。

通商面でもおそらく多国間貿易よりも二国間貿易、すなわち「パートナーシップ」をもとにした関係性が進んでいくと思いますし、おそらくそれは経営でも同様でしょう。

経営者のみならず、その組織のすべての人間が「自己を確立」している必要があり、顧客とパートナーシップを結ぶことができる価値観を養っている必要があります。

「何をやっているか」のみならず「誰がやっているか」という点がますます重要になるということはないでしょうか。

ますます人材教育が必要であり、日本的な労働観(西欧では労働は苦役であるのに対し、日本では幸福を得る手段という考え方)が台頭してくるのではないかと思っています。

H29.1 奇跡のリンゴ

元日、映画『奇跡のリンゴ』が放映されていました。無農薬で育てることが奇跡と言われているリンゴ栽培を10年以上の歳月を経て成功させた、あの物語です。

その間、家族の会話もままならず、貯金も切り崩し、電気代すら払えなくなった時期を乗り越えて成功にこぎつけたそうです。

しかし、この映画の本質は「苦労の末、無農薬でリンゴを育てた!」というところにはありません。この映画の本質は、なぜリンゴを無農薬で栽培しようと思ったか、という「動機」にあるように思います。その動機は、人類のため、地域社会のためという公的なものではなく、主人公の奥様のために始められました。

農薬散布で皮膚がただれ、嘔吐を繰り返す奥様を救うために。

年始にあたり、目標を掲げた方も多いと思いますが、「何のために」よりももっと身近な「誰のために」という点を強く意識することで、実現により近づけるのではないでしょうか。

H28.12 時間を活かす方法

Sansan名刺総研が20~50代のビジネスパーソンに名刺探しに費やす時間について尋ねたところ、1人当たり平均「1回につき6分」使い、頻度は「週に4回」であることがわかりました。

つまり、1週間に換算すると24分、1カ月では「1時間36分」、1年間では「20.5時間」もかかっているのです。

相手に失礼な気がして、もらった名刺がなかなか捨てられずに困っている人も少なくないでしょう。

どんな人間にも平等に与えられた稀有な資源である「時間」、

一生冷めない情熱を持ち続けられるテーマ、すなわち「志」に一分でも長く注いでいたいものですね。

H28.11 テンミニッツ!

私たちの本店が所在する奈良県には様々な歴史遺産が存在し、多くの外国人旅行者が訪れています。

しかしながら、奈良市中心部の寺社仏閣はともかく、少し外れた場所にある寺社仏閣を訪れる外国人旅行者の感想を「ひとこと」でいうと、「テンミニッツ」。

要は10分しかもたない、ということです。なにか凄いのは分かるけれど、なにが凄いか分からない。ガイドがいれば別だけれど、いなければ写真を撮ってSNSにアップして10分ほどで終わり。

やはり顧客目線に立って「これでもか!」という位に説明すること。

文章より図、図だけでなく数字。そしてストーリー。企業の商品も歴史遺産のように、ストーリーが伝わらなければ「テンミニッツ!」となってしまうかもしれません。

H28.10 価値判断基準

価値判断基準は経営者によって様々です。

「売上」「利益」「人数」「地域ナンバーワン」「地域オンリーワン」「従業員がイキイキしていること」「従業員がイキイキしている理由」。。。

いろいろあるかと思いますが、結局のところ「信頼できる人間を何人育てたか」という価値判断基準をどう思われますでしょうか。

家庭教育の重要性が叫ばれますが、日本では昔から「信頼できる人間をつくりなさい」「尊敬できる人間をつくりなさい」という教育がされていたように思います。

やはり「人」、しかも血縁のない人間関係に重きを置いていたわが国の教育文化を鑑みると、信頼できる人間を何人育てたか」という価値判断基準に、その高さを感じます。

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